
北海道帯広市にかつて存在した グリュック王国(Gluck Kingdom) は、1989年にオープンした中世ドイツをイメージしたテーマパークです。敷地内には「グリム童話の森」や石畳の街並み、本格的な城を再現したホテルなどが建ち並び、当初は多くの観光客を集めていました。ヨーロッパの雰囲気を忠実に再現した造りは道内でも類を見ないもので、訪れる人々に異国情緒を味わせる人気スポットでした。
しかし、バブル崩壊後の来場者減少や赤字経営により経営は悪化。スポンサーや再生案も実らず、2003年の休園を経て2007年に正式に閉園・廃墟化しました。閉園から長い年月が経過し、今では建物や遊具の多くが朽ち果て、周囲の自然に飲み込まれています。それでも敷地や看板が残り、かつての面影を忍ばせています。
👻 廃墟として語られる理由と噂話

グリュック王国は単なる廃墟テーマパークとしてだけでなく、心霊スポットとして語られることが多い場所です。その理由として挙げられるのが、以下のような怪異の噂です。
🔹 不気味な人物の“姿”
夜間や人けのない時間に、色白でやせた男性のような姿が見えるという体験談がネット上で語られています。目撃者の中には、廃墟内でこちらをじっと見つめるような“人影”を見たという声もあります。
🔹 女性の霊の目撃
園内の遊具付近で、かつて事故で命を落としたとされる女性客の霊が立ち尽くしているという噂もあります。夜になるとその場に留まっているという話が伝わっています。
🔹 無人のはずの音
建物の内部から、**人の動くような足音や金属音(ラップ音)**が聞こえるという声も存在します。誰もいないはずの城内で聞こえる“不可解な音”が、心霊的な出来事として語られています。
こうした噂は地域の掲示板や心霊サイト、都市伝説まとめサイトなどで広まり、訪れた人の体験談として共有されるようになりました。
🏚️ 廃墟の現在と危険性

現在、グリュック王国の敷地は 立ち入り禁止区域となっています。閉園後も遊具や建物がそのまま放置された状態で残るため、倒壊や落下物などの事故リスクが非常に高いと指摘されています。また、敷地内に侵入する行為は 違法行為(不法侵入) に当たる可能性があり、危険です。
廃墟探索を目的に訪れるのではなく、外から遠目に眺めるか、周囲の景観を楽しむのが安全かつマナーのある楽しみ方と言えるでしょう。
🧠 管理人のひとこと
グリュック王国は、異国の世界観を北海道の地に再現した壮大なテーマパークでした。廃墟となった現在、その独特の雰囲気が人々の想像力を刺激し、心霊噂と結びついています。恐怖噂の真偽は別として、残された建築物と自然に侵食された風景が、訪れる者の心に強い印象を残すスポットであることは間違いありません。


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