
多くの学校には、
**「学校七不思議」**と呼ばれる怪談が存在する。
七つだけのはずなのに、
なぜか数が合わない。
八つ目、九つ目――
学校によっては、
「七つ以上ある」
と語られていることも珍しくない。
今回は、
学校七不思議が増える
と噂される話を紹介する。
七不思議なのに、数が合わない
七不思議としてよく挙げられるのは、
- トイレの花子さん
- 音楽室の肖像画
- 動く人体模型
- 夜の体育館
- 理科室の怪異
しかし、
いざ数えてみると、
七つに満たなかったり、逆に多すぎたりする。
「それも入れていいんじゃない?」
そんな一言で、
七不思議は簡単に増えてしまう。
八つ目を作ると起きると言われる噂
一部の学校では、
こんな噂が語られている。
- 七つ目を決めたあと、八つ目を加えるとよくない
- 数が増えた途端、新しい怪談が生まれる
- 誰も知らなかったはずの噂が広まる
まるで、
七つという数が崩れることで、何かが入り込む
かのようだ。
いつの間にか追加されている話
不思議なのは、
「誰が増やしたのか分からない」
という点だ。
- 気づいたら知らない怪談が増えている
- 昔は聞いたことがなかった話を皆が知っている
- 誰に聞いても「前からあった」と言う
最初に言い出した人が、
どうしても見つからない。
七という数に意味がある?
七という数字は、
昔から特別な数として扱われてきた。
- 七不思議
- 七不思議巡り
- 七つ数えると終わる
だからこそ、
一つ増えること自体が異常
と感じられるのかもしれない。
増えた怪談は、
「七不思議に含めてはいけない話」
として、ひっそり語られることもある。
増えた七不思議は消えない
一度増えた怪談は、
消そうとしても残りやすい。
- 新しい校舎になっても残る
- 内容だけが少しずつ変わる
- 名前を変えて語り継がれる
七不思議は固定されたものではなく、
人の記憶と一緒に形を変えて増えていく
存在なのだろう。
まとめ
学校七不思議は、
七つだから不思議なのではない。
- 数が合わない
- いつの間にか増える
- 誰が始めたのか分からない
その曖昧さこそが、
一番の不思議なのかもしれない。
もしあなたの学校にも、
「数に入らない怪談」があるなら——
それは、
すでに八つ目なのだろう。


コメント