
ディズニーランドを訪れた人なら、一度は乗ったことがあるであろう「3大マウンテン」。
スペース・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテン──
この3つは、まさにパークが誇るスリルと興奮の象徴です。
しかし、そんな大人気アトラクションにも、ゲストには知られていない“もうひとつの物語”があるのをご存じでしょうか。
開園当初からキャストの間で語られてきた不思議な噂、乗り場でひっそり囁かれる奇妙な体験談、そして一部のファンだけが知る裏側のエピソード……。
普段は笑顔に包まれている3大マウンテンですが、その影にはまるでアトラクションの奥深くに潜む“影のストーリー”のような都市伝説が息づいているのです。
そんな3大マウンテンにまつわる、ちょっとゾクッとする噂の数々──
このあと、ひとつずつ紹介していきます。
1.スペース・マウンテンの都市伝説

3大マウンテンの中でも、とくに“未知への恐怖”を感じさせるのがスペース・マウンテン。
真っ暗な宇宙空間を猛スピードで駆け抜けるそのスリルは、初めて乗る人はもちろん、何度も体験したことのあるゲストをも魅了し続けています。
しかし、この闇のコースの奥には、ファンの間で長く語られてきた“ある奇妙な噂”が隠されているのをご存じでしょうか。
ライトも音も最小限に抑えられた空間だからこそ起こる、不思議で説明のつかない現象──
普段は笑顔と歓声で満たされるスペース・マウンテンですが、暗闇の中には、ゲストの知らない“もうひとつのスペース”が存在するのかもしれません。
次は、このアトラクションにまつわる代表的な都市伝説を紹介していきます。
1.天井に大量のお札
スペース・マウンテンの内部は、ただの暗闇ではありません。
光も届かない深い闇の上空には、びっしりと無数のお札が貼られている──そんな不吉な噂が、まるで封印のように語り継がれています。
噂の発端は、開園直後に相次いだという“ある異変”。
続けざまに起きた不慮の事故を鎮めるため、関係者が極秘に供養を行い、アトラクションの天井にお札を貼り巡らせた…という話がファンの間でまことしやかに囁かれてきました。
中には、アトラクションが不具合で停止したわずかな静寂の中、
ふと見上げた天井に──一面に広がるお札が浮かび上がっていた……
そんな“見てはいけないものを見た”という証言まで残されています。
さらに恐ろしいのは、この世ならざる存在を鎮めるため、内部のどこかに“見えない慰霊碑”が置かれている…という説まで存在すること。
誰が置いたのか、何のためなのか、どこにあるのか──誰も知らないままです。
もちろん、公式には一切否定され、証拠となる写真も存在しません。
しかし、真っ暗な宇宙空間の中で何が天井に潜んでいるのかを、私たちは確かめる術を持たないのです。
あなたが次にスペース・マウンテンに乗るとき……
暗闇の上で、何かが“こちらを見ている”気がしても、決して見上げない方がいいのかもしれません。スペース・マウンテンの内部は、ただの暗闇ではありません。
光も届かない深い闇の上空には、びっしりと無数のお札が貼られている──そんな不吉な噂が、まるで封印のように語り継がれています。
噂の発端は、開園直後に相次いだという“ある異変”。
続けざまに起きた不慮の事故を鎮めるため、関係者が極秘に供養を行い、アトラクションの天井にお札を貼り巡らせた…という話がファンの間でまことしやかに囁かれてきました。
中には、アトラクションが不具合で停止したわずかな静寂の中、
ふと見上げた天井に──一面に広がるお札が浮かび上がっていた……
そんな“見てはいけないものを見た”という証言まで残されています。
さらに恐ろしいのは、この世ならざる存在を鎮めるため、内部のどこかに“見えない慰霊碑”が置かれている…という説まで存在すること。
誰が置いたのか、何のためなのか、どこにあるのか──誰も知らないままです。
もちろん、公式には一切否定され、証拠となる写真も存在しません。
しかし、真っ暗な宇宙空間の中で何が天井に潜んでいるのかを、私たちは確かめる術を持たないのです。
あなたが次にスペース・マウンテンに乗るとき……
暗闇の上で、何かが“こちらを見ている”気がしても、決して見上げない方がいいのかもしれません。

2.スペースマウンテンの死亡事故
スペース・マウンテンには、今もなおひっそりと囁かれ続けている、ひとつの重い噂があります。
それは、**かつてこのアトラクションで、乗車中にゲストが突然命を落とした――**というもの。
都市伝説として語られる内容によれば、
ある男女がスペース・マウンテンへ乗り込み、暗闇を疾走する中で男性の様子が急におかしくなったのだとか。
当初はふざけているのかと思われたものの、急降下を過ぎても反応がなく、アトラクションが停止しても微動だにしなかったという……。
その後スタッフが駆けつけたものの、男性はすでに意識がなく、搬送後に死亡が確認された――そんな話が、まるで封印された出来事のように広まっていきました。
噂の中では、死因は突然起こる体内疾患によるもので、アトラクション自体に異常はなかったとされています。
しかし、健康そのものに見えた若い男性が、真っ暗な宇宙の中で静かに息を引き取ってしまったというストーリーは、多くの人に強烈な印象を残しました。
こうした話が広まったことで、
「天井のお札はその供養のためでは?」
「アトラクションのどこかに慰霊碑があるらしい」
といった噂が次々と派生したとも言われています。
もちろん、これらの話はすべて “都市伝説” として語り継がれているものであり、公式に確認された事実ではありません。
しかし、スペース・マウンテンの闇の深さは、こうした話を信じてしまいそうなほど、不思議な説得力を持っているのです。
3.幻のルートがある?
スペース・マウンテンには、一般のゲストが決して体験できないと言われる“二つの謎ルート”が存在する──そんな都市伝説がひそかに語られています。
一つは“実在する幻”、もう一つは“封印された幻”。
どちらもファンの間で語り継がれてきた、不思議でゾッとする噂です。
◇ 1:実在すると噂される「幻の左コース」
ゲストが通常進むのは右側のコース。
しかし、ごく稀にライドが左へ進んでいくと語る人がいます。
これは都市伝説ながら、実はキャスト経験者やゲストの体験談もあり、
“完全な作り話ではない”と言われる奇妙な噂。
話によると──
ライドの重量バランスが基準値を超えた場合、右ではなく左へ進路が切り替わり、
そのままライドが停止。キャストによる案内で再度乗り直すことになるのだそうです。
乗り直しは優先的に案内されるとも言われ、これを体験したごく少数の人々は
「知られざる裏ルートに連れていかれたようだった」
と語っています。
滅多に起こらないため、いつしか“幻の左コース”として広まったというわけです。
◇ 2:封印されたという噂の「首が飛んだ幻のコース」
もう一つの噂は、前者とは異なり、完全に“闇に葬られたルート”の話。
かつてスペース・マウンテンでは、新しいコースの試作が行われた──
しかしテスト走行に乗せたマネキンの首が飛んでしまったため、
計画はすぐに中止された……そんな背筋の凍る噂が存在します。
ある話では一体だけ、
別の話では“すべてのマネキンの首がなくなっていた”とも語られ、
まるで悪夢のような光景が伝えられています。
原因は不明。
衝突なのか、構造の問題なのか、誰も知らない。
ただ、ゲストの安全を最優先に“幻のコースは封印された”というのです。
この噂は、他テーマパークで語られる“ジェットコースターの生首事件”や、
ミステリー作品の影響もあり、より強烈な都市伝説として広まりました。
人が乗ったという話ではないにせよ、首のないマネキンの姿は想像するだけで十分に恐ろしいものです。
■ 混ざり合う二つの噂、その先にあるもの
“左に進む実在するルート”と
“首の飛んだコース”という完全に別物の噂は、
いつしか混ざり合って語られるようになりました。
安全な裏コースと、封印された危険なコース。
人気アトラクションだからこそ、
「自分だけが知らない何かがあるのでは?」という想像が広がり、
二つの噂は今日まで生き続けているのかもしれません。
そして──
スペース・マウンテンの暗闇に隠された“本当に存在したルート”がどれなのかは、
今も誰にも分かりません。

2.スプラッシュ・マウンテンの都市伝説

明るい音楽と絵本のような世界観、そしてクライマックスの大迫力の落下──。
スプラッシュ・マウンテンは、ディズニーランドの中でも“楽しい”がぎゅっと詰まった人気アトラクションです。
しかし、このにぎやかで平和な物語の裏側には、
ゲストが知らない“もうひとつの顔”があることをご存じでしょうか。
笑顔と水しぶきで包まれたスプラッシュ・マウンテンではありますが、
その暗い洞窟の奥には、昔から語り継がれてきた“静かな都市伝説”がひっそりと息づいていると言われています。
ここからは、そんなスプラッシュ・マウンテンにまつわる、
ちょっと不思議で、少しだけ背筋が冷える噂を紹介していきます。
1.スプラッシュ・マウンテン前のベンチ─カップルだけに寄り添う“黒い影
スプラッシュ・マウンテンの前には、多くのゲストが腰をかける小さなベンチがあります。
何の変哲もないそのベンチには、実はひっそりと語り継がれている奇妙な噂があるのをご存じでしょうか。
その噂とは──
「カップルで写真を撮ると、必ずと言っていいほど“黒い影”が写り込む」
というもの。
不思議なことに、この影は“カップル”のときだけ現れると言われています。
一人で撮影した写真には何も写らず、友人同士で撮った写真も問題なし。
しかし男女のツーショットになると…背景の木陰でもない、通行人の影でもない、
どこか人の形をした“黒い何か”が、まるでふたりの間を割り込むように浮かび上がるのだとか。
その正体は誰にも分かっていません。
「嫉妬深い霊がいる」
「水辺に縛られた何かがカップルを見ると寄ってくる」
「元々この場所には別の物語があった」
といった憶測が、静かに広まっています。
明るく楽しいスプラッシュ・マウンテンの目の前。
笑顔で写真を撮る人々のすぐそばに、誰にも気づかれず佇む“影”。
その影が、あなたの写真に寄り添ってこないことを祈るばかりです。
2.落下の瞬間にキスをすると…別れる?
スプラッシュ・マウンテンにはもうひとつ、カップルの間で密かに囁かれている噂があります。
それは──
「落下の瞬間にキスをすると、必ず別れる」
というもの。
スプラッシュ・マウンテンの名物といえば、
クライマックスの滝つぼへ一直線に落ちる“あの瞬間”。
ここで自動撮影される写真は、ゲストの笑顔や驚きが切り取られる人気の一枚です。
しかし、コアなファンの中には、
この撮影タイミングを熟知している人もいて、
その瞬間を狙って恋人同士でキスをするという、ちょっとロマンチックな楽しみ方をすることもあるのだとか。
けれども、その行為には“別れのジンクス”があると言われています。
落下の闇の中で交わしたキスを写真が捉えたとき──
そこに、二人ではない“何か”が写り込むことがある。
そしてその写真は、販売コーナーに並ぶことなく、
理由も告げられないままスタッフによって破棄される……そんな噂まで囁かれています。
「写ってはいけないものが写ったから売れない」
「写真を残すと、不吉なことが起こる」
そんな話が積み重なり、
いつしか“キスをしたカップルは別れてしまう”という都市伝説に発展したとも。
落下の瞬間は、スリルと恋心が交差する特別なひととき。
けれどスプラッシュ・マウンテンではその一瞬が、
ふたりの未来を静かに変えてしまう……と、言われているのです。
3.水場には霊が集まりやすい?
スプラッシュマウンテンにまつわる噂の中で、近年じわじわと広がり続けているものがございます。
それが、古くから語られてきた言い伝え――
**「水場には霊が集まりやすい」**というものです。
実際に、霊感の強い方々の間では、スプラッシュマウンテン周辺は“何かがいる気配を感じる場所”として知られているようです。
特に、夜のパレードが終わり、園内が静けさに包まれた時間帯になると、
- アトラクション裏手からふいに視線を感じる
- 人の気配がないはずの水面に、影のようなものが揺らめく
といった体験談が寄せられているといいます。
もちろん、これらの現象についてキャストが公式に認めたことは一度もございません。
しかし、水と闇が交差するあの独特の空気感は、敏感な方の感覚を刺激し、
“何か”を呼び寄せてしまっているのかもしれません。
スプラッシュマウンテンでは、カップルにまつわる不可解な話や、説明のつかない写真がしばしば噂になりますが――
その背景には、こうした**“水場に潜む怪”**の存在が絡んでいるのではないか、と囁く声も後を絶ちません。
真相は分かりませんが、静かな夜のスプラッシュマウンテンには、ただのアトラクションとは思えない“気配”があると語られているのです。
3.ビッグサンダー・マウンテンの都市伝説

――そして、最後に紹介するのが、ディズニーの3大マウンテンの中でも“最も曰くつき”とされるビッグサンダーマウンテン。
古びた金鉱を猛スピードで駆け抜ける、迫力満点のアトラクション――ビッグサンダーマウンテン。
しかしこの鉱山には、かつて大量の金を掘り当てた者たちが、次々と奇妙な事故に遭ったという不気味な歴史が残されていると語られております。
「呪われた鉱山」
「怒りを抱えた精霊が、トロッコ列車を暴走させている」
こうした物騒な噂が、今でもひそかに囁かれているのです。
ゴウン…ゴウン……と響く独特のレール音。
そして、突然トロッコが加速するあの瞬間。
それらは演出ではなく、“鉱山に眠る何か”が動き出す合図なのではないか――そんな説すら存在いたします。
ディズニーで最もスピード感あふれる興奮の裏側に潜む、知られざる怪しい伝承。
それではここから、ビッグサンダーマウンテンにまつわる都市伝説の数々を紐解いてまいりましょう。
1.レールを歩く女性の正体とは――ビッグサンダーマウンテン最大の怪異
ビッグサンダーマウンテンに関する噂の中で、最も広く語り継がれているものがございます。
それが、レールの上を歩く女性の目撃談です。
この噂が最初に囁かれ始めたのは、今から十年以上前のことだと言われています。
ある日、アトラクションが突然緊急停止し、ゲストの皆さまが不安そうに周囲を見回していたそうです。
原因を確認するため、キャストが監視カメラをチェックしたところ、そこには思いもよらない光景が映っておりました。
――長い髪の女性が、幼い男の子の手を引きながらレールの上を歩いていたのです。
その歩き方はゆっくりとしており、何かを探しているような、不自然な足取りだったと言います。
さらに不可解なことに、その女性の姿はどのカメラにおいても“うっすらと透けて”見えていたという証言が残っています。
映像を追っていくと、女性は複数の監視カメラに順番に映り込み、まるでビッグサンダーマウンテンのコース全体を歩いて巡っているかのようでした。
すぐに現場確認が行われましたが、レールの上には誰の姿もありませんでした。
母子の影どころか、緊急停止の理由すら明確には分からなかったとされています。
この出来事以降、ビッグサンダーマウンテンに乗車したゲストの中には、
風が急に止んだ瞬間や、レールの軋む音が妙に大きく聞こえたとき、
「今、誰か歩いていたような気がした」
と話す方もいらっしゃるのだとか。
女性と子どもは、何を探していたのでしょうか。
そして、本当に“そこにいた”のでしょうか。
その正体はいまだ謎に包まれたままです。
2.黄金の隠れミッキーは本当に存在するのか――?
ビッグサンダーマウンテンにまつわる都市伝説の中で、もう一つ有名なものがあります。
それが 「黄金の隠れミッキー」 の存在です。
噂によれば、アトラクション内部のどこかに、金色に輝くミッキーマウスのシルエットがひっそりと隠されているのだとか。
しかも、その“黄金のミッキー”については、次のような興味深い情報が語られています。
- ビッグサンダーマウンテンの内部に金色のミッキーが存在する
- 見つけてキャストに報告すると、特別な景品がもらえる
- 1日に“2回だけ”現れるレアな隠れミッキーである
- トンネル付近で見えるという目撃談がある
ゴールドラッシュをテーマにしたアトラクションだけに、通常の隠れミッキーではなく “黄金” という設定は、妙に説得力があります。
その希少さやロマンから、ファンの間でも長年語り継がれてきたようです。
しかし――
実際にキャストへ報告して景品を受け取ったという、確かな証言は見つかっておりません。
写真による証拠もなく、公式に存在を認める情報も確認されていないため、真相は今なお不明のままです。
それでも、暗いトンネルを通り抜ける一瞬のきらめきに、何かを見たと訴えるゲストが後を絶ちません。
果たしてそれは、照明の反射か、偶然の影か――
それとも本当に“黄金のミッキー”が姿を見せた瞬間なのか。
ビッグサンダーマウンテンが秘める、ロマンと謎が入り混じった都市伝説のひとつと言えるでしょう。

まとめ
ディズニーランドの3大マウンテン――
スペースマウンテン、スプラッシュマウンテン、ビッグサンダーマウンテン。
どれもスリルとワクワクにあふれた大人気アトラクションですが、
その裏側には、長い年月の中で囁かれ続けてきた“もうひとつの物語”が潜んでいます。
真っ暗な宇宙空間に貼られたという大量のお札の噂、
写真に映り込む黒い影や、カップルにまつわる奇妙なジンクス、
そして、レールを歩く謎の女性や黄金の隠れミッキーの伝承――。
どれも真相は定かではありません。
しかし、確かなのは、こうした都市伝説が語り継がれるほど、
3大マウンテンが多くの人々に愛され、強い印象を残してきたアトラクションだということです。
訪れるたびに新しいワクワクをくれるディズニーランド。
もしかしたら、次にあなたが体験する“非日常の一瞬”の裏側にも、
まだ誰も知らない小さな謎や物語が隠れているのかもしれません。
どう語るかは、あなた次第。
ディズニーの世界には、夢と魔法に混ざって、ちょっと不思議でゾクッとする物語も生き続けているのです。


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